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ブログ売却おすすめサービス5社比較と種別・月収規模別の選び方【2026年版】

2026-10-02

この記事の要点


ブログ売却とは、自分が運営するブログの著作権・ドメイン・収益構造をまとめて第三者に譲渡し、現金化することです。おすすめサービスの選び方と相場を解説します。

ブログは月間利益の12〜24ヶ月分で売却できる

ブログ売却の基本的な相場計算式は「月間利益 × 倍率(12〜24ヶ月)」です。月収5万円のブログであれば、12ヶ月分なら60万円、24ヶ月分なら2倍の金額が試算の目安になります(編集部算出: 月収5万円 × 各倍率)。

月間利益 低め試算(12ヶ月・編集部算出) 高め試算(24ヶ月・編集部算出)
1万円 12万円 24万円
3万円 36万円 72万円
5万円 60万円 最大約2倍(24ヶ月分)

表の試算はすべて「月間利益 × 各倍率」で編集部が算出した目安です。実際の成約価格は記事数・ドメインエイジ・収益の安定性・買い手の需要により変動します。

倍率が12〜24ヶ月と幅広いのは、ブログの種別やリスク水準が影響するためです。収益が安定している特化ブログは高い倍率がつきやすく、トレンド記事中心や更新停止中のブログは低い倍率になります。まず月間利益と運営実態から大まかな試算を出し、ブログ売却の査定相場で詳細な計算式を確認してみてください。実際の取引価格帯はサイト売却の成約事例でも参照できます。

売れるブログには「収益・著作権クリア・テーマ一貫性」の3条件がある

買い手が最も重視するのは「買ってからも安定して収益・アクセスが維持されるか」という予測可能性です。高く売れるブログと売却が難しいブログには明確な違いがあります。

評価項目 売れやすいブログ 売れにくいブログ
収益状況 ASP・アドセンス等で月収が安定している 収益ゼロ・急落中
テーマ 特定ジャンルに特化している 雑多なジャンルが混在している
著作権 自作記事のみ・画像も権利クリア 転載・引用が多い・著作権グレー
更新頻度 継続的に更新されている 1年以上更新停止
データ GAのPV・UU数が計測できる アクセスデータが取れない
収益証跡 管理画面で過去収益を開示できる 収益の証拠を出せない

避けたい判断 / こうすればOK

避けたい判断 こうすればOK
収益が落ちてから慌てて売ろうとする 収益が安定している時期に査定を申し込む
雑多なジャンルが混在したまま出す 特定テーマへの集約を進めてから査定に出す
収益の証跡を用意しない ASPやアドセンスの管理画面で直近6ヶ月の履歴を準備する

収益ゼロのブログが売れないわけではありません。コンテンツ資産・ドメインエイジ・アクセス実績があれば査定額がつく場合があります。ブログ売却の無料査定で現状の価格感を確認するところから始めるのが実践的です。

売却前に著作権・PV・収益の3点を確認しておくと成約率が上がる

売却手続きをスムーズに進めるために、査定を申し込む前に以下の10項目を確認しておきましょう。

売却前チェックリスト10項目

  1. 著作権の確認 — 記事・画像の著作権が自分にあることを確認する
  2. 転載・引用の整理 — 他サイトからのコピーや権利グレーな画像を整理・削除する
  3. GAの設定確認 — 月間PV・ユーザー数が正しく計測できているか確認する
  4. 収益履歴の取得 — ASP・アドセンスの管理画面で直近6ヶ月分の収益データをダウンロードしておく
  5. 記事本数の確認 — 公開済み記事数(下書き・非公開は除く)を把握する
  6. 外注記事の確認 — 外注したコンテンツがある場合は著作権の譲渡有無を確認する
  7. 収益モデルの整理 — ASP名・アドセンス・直接販売等の収益源を一覧化する
  8. ドメイン・サーバー情報の整理 — 移管に必要な情報(レジストラ・サーバー契約)を手元に用意する
  9. SNS・関連アカウントの整理 — ブログに紐づくSNSアカウントや連絡先メールを把握する
  10. 競業避止義務の想定 — 売却後に同ジャンルのブログを運営できなくなる可能性を事前に想定する

査定申込時に収益・アクセスデータが手元にあると、査定精度が上がり成約スピードにも影響します。ブログ売却査定前の準備では各項目の詳細な準備方法を解説しています。無料査定の申込手順についてはブログ売却の無料査定を参照してください。

ブログの種別と月収規模でサービスを選ぶと手数料と成約速度が変わる

サービスによって手数料の構造・最低手数料・成約件数が大きく異なります。まず5社の手数料を比較し、そのうえでどのサービスが自分のブログに向くかを確認しましょう。

5社手数料比較表

サービス 売主手数料 買主手数料 最低手数料(買主) 特徴
ラッコM&A 0円 成約額の5%(1,000万円未満) 55,000円(税込) 売主手数料完全無料
サイトマ 成約額の20%(税別)+着手金33,000円 成約額の15%(税別)+着手金33,000円 495,000円(税込) 成約率10年連続90%超
SiteStock 直接交渉: 成約額の3%(税込) / 仲介: 110,000円+成約額の10% 同左 55,000円(税込) 累計成約2,000件以上
サイトキャッチャー 直接交渉プラン: 0円 成約額の3% 55,000円(税込) 売買件数1,000件超・登録総数4,000件超
サイト売買Z 成約額25万円以上: 3% / 25万円未満: 20% 案件ごとに3〜10% 55,000円(税込) 少額案件も受付

※サイトマの手数料率は税別、最低手数料は税込表示。SiteStockは売主・買主とも同率。

各サービスの特徴を補足します。ラッコM&Aは売主手数料が0円で、買主が手数料を負担する仕組みです。サイトマは着手金33,000円(税込)が別途かかりますが、成約率10年連続90%超という実績があり、交渉サポートを重視する場合に向いています。SiteStockは累計成約2,000件以上の実績があり、直接交渉プランと仲介交渉プランの2種類から選べます。サイトキャッチャーは直接交渉プランで売主の手数料が0円、累計売買件数1,000件超・登録総数4,000件超の規模を持ちます。サイト売買Zは成約額25万円未満でも取り扱っており、少額案件の出口として使いやすいサービスです。

各サービスの売主手数料率はラッコM&Aが0%、サイト売買Z(25万円以上)が3%、SiteStock仲介プランが10%、サイトマが20%と最大20ポイントの差がある
各サービスの売主手数料率比較(仲介プラン)。出典: ラッコ株式会社・株式会社サイトマ・株式会社サイトストック・株式会社サイトM&Aパートナーズ

ブログ種別 × 月収規模 × 推奨サービス マトリクス表

ブログ種別 月収規模 推奨サービス 理由
雑記ブログ 〜1万円 ラッコM&A / サイト売買Z 売主手数料0円 / 少額対応(25万円未満は20%の代わりに最低11,000円)
雑記ブログ 1万〜5万円 ラッコM&A / サイトキャッチャー 手数料無料かつ直接交渉で成約速度が速い
特化ブログ 5万〜20万円 SiteStock / サイトキャッチャー 成約実績豊富・手数料率3%
特化ブログ 20万円超 サイトマ / SiteStock仲介 高額案件の交渉サポート・成約率90%超(サイトマ)
トレンドブログ いずれ ラッコM&A / サイトキャッチャー 売主コスト最小化。高倍率は期待しにくいため手数料を抑える

マトリクスの判断基準は、月収規模が低いほど最低手数料に注意が必要な点にあります。サイトマの最低手数料は495,000円(税込)のため、低価格帯の売却では手数料が売却価格を上回る可能性があります。月収5万円以下の場合はまず売主手数料0円のラッコM&Aかサイトキャッチャーの直接交渉プランで査定を取るのが合理的です。ブログ売却の無料査定では各サービスへの申込手順を解説しています。

ブログ売却は「査定申込→交渉→契約→移管」の4段階で完了する

全体の流れを把握することで、どのステップに時間がかかるかを事前に想定できます。

  1. 査定申込・掲載登録 — 選んだサービスに売却希望のブログ情報を登録。無料査定ツールがある場合は事前に相場感を確認しておく
  2. 買い手との交渉 — 興味を持った買い手から問い合わせが来たら、価格・引き継ぎ内容・サポート期間を交渉する。この段階が最も期間が読めない
  3. 事業譲渡契約の締結 — 条件合意後に事業譲渡契約書を締結。引き継ぎ対象(ドメイン・サーバー・ASPアカウント・SNS等)を契約書に明記する
  4. エスクロー・移管・入金 — 買い手が代金をエスクロー(第三者預かり)に入金 → ドメイン・サーバー・各種アカウントを引き渡し → 検収完了後に売主の口座へ送金

査定申込から成約まで数週間〜数ヶ月かかることが多く、交渉フェーズの長さが全体期間を左右します。エスクローを使うことで「代金を払ったのにサイトを渡してもらえない」「サイトを渡したのに代金が来ない」といったトラブルを防ぐ構造になっています。

各ステップのポイントを補足します。ステップ1の掲載登録では、月間利益・PV数・記事数を事前に手元に準備しておくと入力がスムーズです。ステップ2の交渉では初期掲載価格の設定が重要で、高すぎると問い合わせが来なくなります。ステップ3の契約書締結では、引き継ぎ範囲(ドメイン・サーバー・ASPアカウント・SNS等)を具体的に列挙しておくことでトラブルを防げます。ステップ4の移管では作業が複数重なるため、あらかじめ移管対象のリストを用意しておくとスムーズです。

契約書・競業避止義務・税金の3点で失敗する人が多い

実際のトラブルが集中している3点を事前に把握しておくことで、成約後の後悔を防げます。

注意が必要な3点

  • 契約書の範囲: ドメイン・サーバー・ASPアカウント・SNS等の引き継ぎ対象を契約書に明記しないと後日トラブルになる
  • 競業避止義務の確認: 売却後に同ジャンルのブログ・サイトを一定期間運営できなくなる条件が入ることがある。期間・範囲を必ず確認する
  • 税金の申告漏れ: 売却益は総合課税の譲渡所得として確定申告が必要になる場合がある

税金の基本(国税庁 No.1460・2026年10月時点)

ブログのような事業用資産の売却益は、土地・建物・株式等以外の資産の譲渡所得として総合課税の対象です(国税庁 No.1460)。課税の仕組みは以下のとおりです。

区分 所有期間の条件 課税対象に合算する金額
短期譲渡所得 5年以下 譲渡所得金額の全額
長期譲渡所得 5年超 譲渡所得金額の1/2

特別控除額は短期・長期の合計で最高50万円です。控除は短期分から先に適用されます。

長期譲渡所得の課税対象額は「(売却価格 − 取得費 − 譲渡費用 − 特別控除50万円) × 1/2」が他の所得と合算され、総所得に応じた税率が適用されます(編集部算出。国税庁 No.1460 の計算式に基づく)。

実際の確定申告では取得費の算出方法・経費の扱い・他の所得との合算など個別の事情が絡みます。取得費とは、そのブログを取得するためにかかった費用の合計です。無料のブログサービスや自分でドメインを取得して開設したブログは実際の取得費が低くなるため、譲渡所得が大きくなる場合があります。売却のために支払った仲介手数料は譲渡費用として計上できます。売却額が大きい場合は税理士または最寄りの税務署にご相談ください。

収益ゼロ・少額ブログでも売却できる可能性がある

「月収が数千円しかないから売れない」と考える方も多いですが、少額ブログに対応しているサービスもあります。

サイト売買Zでは成約額25万円未満の案件に対して売主手数料が成約額の20%(最低11,000円・税込)という設定があり、少額案件を取り扱っていることが分かります。ラッコM&Aは売主手数料が0円であるため、低額での成約でも手数料コストがかかりません。

少額ブログを売る際のポイント

売却価格が低い場合でも、サービスの最低手数料額に注意が必要です。サイトマは最低手数料が495,000円(税込)のため、低価格帯の売却には向きません。まずは手数料コストの低いサービスで査定を取ることを優先してください。

よくある質問

Q1. 収益ゼロのブログでも売却できますか?

売却できる可能性はあります。コンテンツ資産・ドメインエイジ・アクセス実績があれば査定額がつく場合があります。売主手数料が0円のラッコM&Aやサイトキャッチャーの直接交渉プランを利用すれば、低額成約でもコストを最小化できます。

Q2. 雑記ブログと特化ブログでどちらが高く売れますか?

一般的に特化ブログのほうが高い倍率がつく傾向があります。買い手は「買った後も収益・アクセスが安定するか」を重視するため、テーマが絞られていて収益の再現性が高い特化ブログのほうが評価されやすいです。ただし収益の安定性・記事数・ドメインエイジの影響も大きいため、必ずしも雑記が安いというわけではありません。

Q3. 売却すると確定申告が必要になりますか?

売却益が発生した場合、総合課税の譲渡所得として確定申告が必要になる場合があります。特別控除は最高50万円で、所有期間が5年超の長期譲渡所得は課税対象額が1/2になります(国税庁 No.1460)。他の所得との合算により税率が変わるため、詳細は税理士または税務署にご相談ください。

Q4. 売却の手数料が一番安いサービスはどこですか?

売主手数料が0円のサービスはラッコM&Aとサイトキャッチャー(直接交渉プラン)の2社です。ただしサイトキャッチャーは買主側に成約額の3%(最低55,000円・税込)の手数料がかかります。SiteStockの直接交渉プランは売主3%(最低55,000円・税込)、サイト売買Zは成約額25万円以上で3%(最低55,000円・税込)です。

Q5. 移管(サイト受け渡し)にどのくらい時間がかかりますか?

ドメイン移管・サーバーアカウントの名義変更・ASP登録情報の変更など複数の手続きが重なるため、数日〜数週間かかるのが一般的です。事前に移管対象(ドメイン・サーバー・SNS・ASPアカウント等)の一覧を準備しておくとスムーズです。

Q6. 競業避止義務とは何ですか?どの範囲で制限されますか?

競業避止義務とは、売却後に同じジャンル・カテゴリのブログやサイトを一定期間運営することを禁止する契約上の条件です。期間・対象ジャンルの範囲・地理的範囲は契約内容によって異なります。売却後も別ブログを運営する予定がある場合は、交渉段階で条件を確認し契約書に明記しておくことが重要です。