WEBサイト売却(サイトM&A)事業譲渡はサイト買取専門サービス Site Buy(サイトバイ)

無料の査定依頼はコチラから

ブログ売却で高く売る手は準備・価格・手取りの3つ【2026年版・ラッコM&A公表値で整理】

2026-10-06

この記事の要点

ブログを高く売る手は「価格帯を知る・準備を整える・手取りで売り先を選ぶ」の3つに絞れる

ブログを高く売るとは、月間営業利益の12〜24ヶ月分(ラッコM&A)という価格帯の中で、成約しやすい準備を整えて売ることです。

売値を上げる魔法の一手はありません。売主が自分で動かせるのは、価格(価格帯の置き方と値下げの使い方)、準備(案件情報の整え方)、売り先(どこに出すか)の3つの枠です。この記事では次の順に決めていきます。

  1. 価格(種別×月間営業利益で倍率帯と目安額を読み、売出価格の置き方と値下げ条件を決める)
  2. 準備(未対応の項目から着手する)
  3. 売り先(想定売却額で手取りを出す)

月間営業利益は、本記事では「月の売上から経費を引いた額」として扱います(編集部の整理)。ASPやアドセンスの管理画面の売上をそのまま使うと、倍率を掛けたときに目安額が大きく出すぎます。直近の月次の売上から、サーバー代・外注費などの経費を引いた額で計算してください。

自分の条件を当てはめる手順は次のとおりです。

倍率の計算そのものはブログ 売却 相場で詳しく扱っています。本記事は「どう動くか」に絞ります。

同じ月間営業利益5万円でも、ラッコM&Aの平均倍率では雑記は約75万円・特化は約115万円と、種別と集計元で価格帯が違う

倍率は「どの会社が・何を基準利益に・どの種別で」出した数字かで変わります。表の行は混ぜず、自分の種別と集計元の行から読んでください。数値は2026年10月6日時点で確認した公表値です。

区分(集計元) 倍率 基準になる利益 月間営業利益5万円の場合の目安
雑記ブログの平均的な相場(ラッコM&A) 15ヶ月分 月間営業利益 約75万円(編集部算出)
特化ブログの平均的な相場(ラッコM&A) 23ヶ月分 月間営業利益 約115万円(編集部算出)
Webメディアの売却相場(ラッコM&A) 12〜24ヶ月分 月間営業利益 種別で上の2行に分かれる
トレンドブログ・ブラックハットSEO実施サイトなどリスクが高いサイト(ラッコM&A) 6〜12ヶ月分 月間営業利益 評価目安として低くなる
月間営業利益1万円以上のサイト434件の平均成約倍率(ラッコM&A・2023年2月17日公表) 約17.8倍 月間営業利益 平均であり個別の保証ではない
ブログ売却の目安(サイトマ・仲介会社) 20〜36ヶ月分 直近6ヶ月の平均営業利益 集計元と基準が別

月間営業利益5万円の場合、雑記と特化の目安の差は40万円(編集部算出)です。倍率は平均値で、この額で売れることを保証するものではありません。

ラッコM&Aの12〜24ヶ月分とサイトマの20〜36ヶ月分が食い違って見える理由は、公表されている範囲では次の3つの違いにあります。

3つのうちどれが差の主因かは公表資料からは分かりません。差の理由は推定の域を出ないので、どちらかが正しく他方が誤りという読み方は避けてください。

サイトマ公表の実例3件(個別の事例であり平均ではない)

サイトマが2026年3月21日に公開したnoteの実例です。3件を並べても相場の平均にはなりません。倍率の幅を確かめる材料として使ってください。

実例 譲渡価格 直近6ヶ月の平均営業利益 倍率
① 注文住宅情報ブログ 290万円 約14万円 約21ヶ月分
② グルメ・ライフスタイルブログ 150万円 約6.6万円 約23ヶ月分
③ 子育て情報ブログ 550万円 約37万円 約15ヶ月分

③は倍率が低めです。サイトマの記載では、売主が早期売却を希望し、価格交渉を受け入れたためです。倍率は売主の事情と交渉でも動きます。

アドセンス収益のブログは、アカウントの扱いなど固有の論点があるのでGoogleアドセンス サイト 売却 相場も確認してください。

整える準備は5つで、ラッコM&Aの属性別の比較では4つに成約率の差が公表され(GA連携とエビデンスが両方ある案件54.5%・ない案件38%)、残る1つは移行の障壁を下げるリアルタイム譲渡

準備の優先順位は、成約率の差が公表された4つから見るのが筋です。リアルタイム譲渡は成約率の数値が公表されておらず、別の理由(移行の障壁)で並べます。

まず成約率です。ラッコM&Aが2020年1月10日〜2022年5月31日のWebサイト譲渡2,448件を、案件の属性別に分けた比較です(2022年6月27日のプレスリリース)。

GA連携とエビデンス資料が両方ある案件は54.5%、両方ない案件は38%で、差は16.5ポイントです(編集部算出)。一方のみの案件は47〜47.9%で、内訳は下の図と優先順位表にあります。

案件の状態別の成約率。GA連携とエビデンスが両方ある案件は54.5%で、両方ない案件の38%より16.5ポイント高く、どちらか一方のみの案件は47〜47.9%
案件の状態別の成約率(2020年1月10日〜2022年5月31日・Webサイト譲渡2,448件)。属性別の比較であり、整える前後の比較ではない。出典: ラッコ株式会社

注意: 相関であり、因果ではありません。 この表は「案件を整えた前と後」を比べたものではなく、案件の状態ごとに分けた横断の比較です。もともと運営が整っているブログほどGA連携やエビデンスを用意しやすい、という見方もできます。「やれば成約率が上がる」と読まないでください。

次が、売主が自分の状態と照らす優先順位表です。

準備 自分の状態の確かめ方 公表された差(属性別の比較) 読み方の注意
① GA連携 案件にGoogleアナリティクスが連携済みか GA連携のみは47.9%、両方ないは38% 連携のみ・エビデンスのみ・両方の3通りの比較
② エビデンス(アクセス数・売上の資料) 売上・アクセスの資料を添付できるか エビデンスのみは47%、両方ありは54.5% GA連携と組み合わせた比較。単独の効果を切り出せない
③ 案件名の長さ 案件名が何文字か 15文字以下36.4%・51文字以上51.5% ラッコM&Aは30文字を超えると成約率が高くなるとし、長くとも70文字までを目安とする
④ 概要文の長さ 概要文が何文字か 300文字以下39.9%・1,501〜2,000文字62.2% ラッコM&Aは900〜2,000文字で成約率が最大約22%向上するとしている
⑤ リアルタイム譲渡(別枠) ドメインとサーバーがラッコか 成約率の数値は公表なし 買主の約75%がサイト移行に障壁を感じている

③④の「ラッコM&Aは〜とする」は、ヘルプでの案内です。第三者が確かめた効果ではなく、「最大約」の上限値でもあります。

着手順は差の大小では決められません。表の比較は分け方がそれぞれ違い(GA連携・エビデンスの有無、文字数別)、分け方の違う比較どうしでは差の大きさを並べても優劣が言えないためです。自分の状態で未対応の行から、手間の小さいものを選んでください。

リアルタイム譲渡は「移行の手間と費用」を下げる別枠

リアルタイム譲渡は、ラッコドメインとラッコサーバーで構成されたサイトを、移行作業なしで買主に渡せる仕組みです。ラッコM&Aの調査では、約75%の買主がサイト移行に障壁を感じ、リアルタイム譲渡への対応が購入決定の要因になるとしています。

すでに別のドメイン・サーバーで運営しているブログに、条件を満たすためだけの乗り換えを勧めるものではありません。移行の手間と費用が売却額に対してどれほどかを、まず見積もってください。

避けたい判断 / こうすればOK

避けたい判断 こうすればOK
54.5%と38%の差を見て、整えれば必ず成約すると考える 属性別の比較であり、因果ではないと理解したうえで、未対応の項目から1つずつ着手する
案件名や概要文を文字数だけ満たすために水増しする 案件名は30〜70文字、概要文は900〜2,000文字を目安に、買主が知りたい収益・運営体制の情報を書く
優先順位が分からず、全項目を一度に整えようとする 上の表の「自分の状態」で未対応の行を洗い出し、GA連携とエビデンスから着手する

査定の流れや、査定で見られる情報の整理はブログ 売却 査定にまとめています。

収益ゼロ・低収益のブログは、ラッコM&Aの成約データの平均成約価格(月間営業利益0円以下で約13.9万円・1円〜1万円未満で約19.5万円)を目安に期待値を置く

収益が出ていないブログでも成約はありますが、期待値は平均成約価格の水準から置くのが現実的です。ここでの数字は平均で、個別の売却額には幅があります。

ラッコM&Aが2023年2月17日に公表した成約データの分析です。

月間営業利益の区分 平均成約価格 件数
0円以下 約13.9万円 238件
1円〜1万円未満 約19.5万円 378件

平均なので、これより低い額での成約も、高い額での成約もあります。「上限」や「天井」と読まないでください。売却額の分布(どの金額帯がどれだけ成約したか)は別の集計になり、本記事の件数とは数字が合いません。ここでは平均と件数だけを示します。

収益が小さいブログほど、倍率を掛けた額よりも、PVや記事数など別の評価軸が価格を左右します。見られる点はブログ 売却 査定で整理しています。

売出価格は相場帯の内側に置き、値下げは通知条件(20%以上または25万円以上)を満たす1回で効かせる

売出価格は、前の章の価格帯の内側から決めます。値下げは、通知が配信される条件を満たす幅で行う設計にしておくと、使える回数を無駄にしません。値下げが成約率を上げるという数値は公表されていないため、効果の保証ではなく使い方の設計として読んでください。

ラッコM&Aの値下げ通知の条件(2026年10月6日時点)は次のとおりです。

項目 内容
配信される値下げ幅 20%以上、または25万円以上の値下げ(どちらか)
基準になる価格 直近の通知価格(通知履歴がない場合は掲載開始時の価格)
端数 1万円未満は切り捨て。現在価格から1万円以上の値下げが必要
通知の上限 3回まで
値上げの制限 値下げ後7日間は値上げできない
価格変更の回数 1日1回まで

20%や25万円の条件は、公式ヘルプで案内が分かれる記載があります。実際に操作する前に、ラッコM&Aのヘルプで最新の条件を確かめてください。

売出価格ごとの通知対象価格

売出価格 通知対象になる価格 読み替え
100万円 80万円以下(編集部算出) 20%値下げの基準が先に満たされる。25万円値下げなら75万円
110万円 88万円以下(ラッコM&Aの例示) 20%値下げの基準

通知対象になる上限は、「売出価格×0.8」と「売出価格−25万円」の高い方です(編集部の整理)。売出価格が高くなると、20%より25万円のほうが先に満たされる価格帯があります。自分の売出価格で、どちらが先に条件に当たるかを計算してください。

避けたい判断 / こうすればOK

避けたい判断 こうすればOK
反応がないからと、小幅な値下げを毎日重ねる 通知条件の幅と、上限3回・1日1回の制限を先に確認し、値下げの幅と時期を決めてから動く
値下げ直後に、思い直して価格を戻そうとする 値下げ後7日間は値上げできない。その価格で売ってよいと決めた幅だけを下げ、実行前に下限額を決めておく
値下げだけで反応を変えようとする 案件名・概要文の見直しと合わせる(ラッコM&Aのヘルプも、案件名の改善は値下げと同時に行うことを勧めている)

同じ売値でも手取りは売り先で変わり、サイトマ型の仲介では最低成果報酬49.5万円が料率20%(30万円)を上回る場面がある(売却額150万円・初回利用時の例)

手取りは「売却額から、売主が負担する費用を引いた額」です。売り先によって、費用の種類と大きさが違います。ここでは2026年10月6日時点の公表料金を並べます。

売り先のタイプ 売主の負担
ラッコM&A(プラットフォーム) 利用料・手数料は無料(公開範囲限定オプションを使わない場合)。使う場合は成約金額の2%(税込)
移行代行を使う場合 ラッコM&Aのサイト移行代行は22,000円(税込)から。料金は売主・買主で異なる。移行代行費の目安は22,000〜55,000円
リアルタイム譲渡(ラッコM&A) 利用料金は0円(条件あり)
サイトマ(仲介会社・初回利用時) 着手金33,000円(税込)+仲介手数料は譲渡金額の20%相当額(税別)+最低成果報酬49.5万円(税込)
マッチングプラットフォームの一般的な目安(サイトマ記載) 売却額の約3〜10%前後。売主無料のプラットフォームもある

「サイトマ型の仲介」と書いているのは、サイトマ1社の初回利用時の料金です。仲介会社全体の相場ではありません。手数料の全社比較はサイトM&A 手数料で扱っています。

試算1例: 売却額150万円をサイトマの初回利用時の料金に当てはめる

売却額150万円は、前の章のサイトマ実例②の譲渡価格を入れた編集部の試算です(実例の売主がこの料金だったという意味ではありません)。

ポイント: 最低成果報酬が効く場面。 売却額が小さいほど、料率で出る額よりも最低成果報酬のほうが大きくなります。仲介を検討する場合は、想定売却額でどちらが大きいかを先に確かめてください。

プラットフォームの売主手数料が無料でも、仲介のほうが高く売れる(あるいは安く売れる)かどうかは、公表資料からは言えません。仲介で買い手を探してもらうことの価値は、手数料だけでは測れないからです。

買取という選択肢との違い

SiteBuyのような買取は、仕組みが違います。買主がSiteBuy1社で、価格は自社が決めます。この記事の手数料の数字(ラッコM&A・サイトマ)は、プラットフォーム・仲介の料金です。買取の価格や手数料は本記事では示しません。

「手数料が0円だから得」とは言えません。手数料のほかに、価格、売却までの時間、移行の手間を見比べて選んでください。

出品から入金までの流れで価格が崩れやすいのは、値下げ・交渉・移行の3場面である

流れそのものは単純ですが、価格が崩れるのは、売出価格を下げる場面、交渉で譲る場面、移行で費用がかかる場面の3つです。

手順は次の6ステップです(サービスによって呼び方や順序は異なります)。

  1. 登録(案件情報の入力)
  2. 審査
  3. 交渉(買い手との条件のやり取り)
  4. 契約
  5. 移行(サイト・ドメイン・サーバーの引き渡し)
  6. 検収(買主が内容を確認し、売買が完了する)

価格が崩れる3場面は次のとおりです。

競業避止義務や買い戻し特約、検収の詳細な中身はブログ 売却 おすすめの契約書の章で扱っています。契約前には契約書の条項を必ず確認してください。

税金: 区分を決めつけず、税理士に確認を

ブログの売却益がどの所得区分になるかは、個別の事情で変わります。国税庁のNo.3152(譲渡所得の計算のしかた・総合課税)は、譲渡所得の特別控除を長期と短期の譲渡益の合計に対して50万円とし、所有期間が5年を超えると長期、長期譲渡所得はその2分の1が総合課税の対象と案内しています(2026年10月6日取得)。ただし、ブログ売却が譲渡所得に当たるかはこのページに記載がありません。事業所得・雑所得となる場合は別の計算です。必ず税理士に確認してください。

まとめ: 種別と月間営業利益で価格帯を決め、未対応の準備から1つ着手してから売り先ごとの手取りを比べる

高く売る一手を探すより、価格・準備・売り先の3つの枠を順に1つずつ決めるほうが、判断を間違えにくくなります。

  1. 価格: 種別(雑記・特化・リスク高)と月間営業利益で倍率帯と目安額を決め、売出価格は帯の内側に置く。値下げは通知条件を満たす幅で、使える回数を意識して動く
  2. 準備: 案件情報5項目のうち未対応のものから1つ着手する(成約率の差は属性別の比較であり、因果ではない)
  3. 売り先: 想定売却額で、売り先ごとの手取りを式で出して比べる

売却先を決める前に概算だけ知りたい場合は、SiteBuyの無料査定フォームもご利用ください。SiteBuyは買主として価格を自社で決める買取で、複数の買い手を比べる仕組みではない点が、プラットフォームや仲介との違いです。無料査定の申込手順はブログ 売却 無料 査定にあります。

よくある質問

Q1. ブログを相場より高く売るには何をすればいいですか?

価格を直接上げる一手は公表データにありません。整える準備のうち、ラッコM&Aの属性別の比較で成約率の差が公表されているのは、GA連携・エビデンス・案件名の長さ・概要文の長さの4つです。これらは成約率の比較であり、価格が上がるという数字ではありません。準備すれば高く売れる、とは言えません。

Q2. 値下げは何回までできますか?

ラッコM&Aでは、値下げ通知の上限は3回です(2026年10月6日時点)。通知が配信されるのは20%以上または25万円以上の値下げで、値下げ後7日間は値上げできません。価格変更は1日1回までです。

Q3. GA連携やエビデンスが無いと売れませんか?

売れないわけではありません。ラッコM&Aの2020年1月10日〜2022年5月31日のWebサイト譲渡2,448件では、両方ない案件の成約率は38%、両方ある案件は54.5%でした。成約率の差であり、売れる・売れないの線引きではありません。

Q4. 掲載してからどのくらいで売れますか?

ラッコM&Aの公表値(2026年10月6日時点)は、過去1年の成約で、掲載から売却先決定までが7日以内の割合が32.15%、30日超の割合が32.81%です。対象はブログに限らず、YouTube・SNS・ECなどを含む全成約案件です。成約率も同じ範囲で、掲載後4ヶ月以上の案件を対象に33.88%です。ブログ単体の期間ではありません。

Q5. 仲介を使うと手取りは減りますか?

手数料の分だけ、売主の負担は大きくなります。例えば、サイトマの初回利用時は、着手金33,000円(税込)・仲介手数料20%(税別)・最低成果報酬49.5万円(税込)です。売却額150万円なら、最低成果報酬の適用で、着手金を引く前に100.5万円になる計算です(編集部算出)。一方、ラッコM&Aの売主手数料は無料です(公開範囲限定オプションを使わない場合)。価格や売れやすさの差は公表資料からは比べられません。

Q6. ブログ売却の利益に税金はかかりますか?

所得区分によって計算が変わります。国税庁のNo.3152では、譲渡所得の特別控除は長期・短期の合計に対して50万円、所有期間が5年を超える長期譲渡所得は2分の1が総合課税の対象です。ブログ売却がこの区分に当たるかは断定できません。税理士に確認してください。