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サイト売却の審査は何を見られる?掲載前の審査と買取の対象外基準を比べる【2026年10月時点】

2026-10-13

この記事の要点

各サービスの公式ページの記載は、2026年10月13日に確認しました(令和8年(2026年)10月時点)。審査や取扱いの基準は予告なく変わることがあるため、出す前に公式ページで最新の内容を確認してください。

掲載前の審査が公式に明記されているのはラッコM&Aとサイトキャッチャーで、サイトマーケットは掲載審査を設けず、買取は対象外基準で見られる

サイト売却の審査とは、売却先のサービスが掲載の前に、サイトの権利・運営実態・情報の正確さを確かめる手続きのことです。ただし、サービスによって審査の有無と方式が違います。次の表は、公式ページに書いてある範囲だけで並べたものです(2026年10月時点)。取得したページに記載が無い欄は「公式ページに記載なし」としています。

サービス 掲載前の審査(公式に明記があるか) 掲載後の非公開・取り下げ 数値の目安(いずれも公式・条件付き)
ラッコM&A あり。案件審査があり、結果は「掲載承認」「修正あり」「掲載見送り」のいずれか。必要に応じて登録内容のエビデンスの提供依頼・確認がある 公式ページに記載なし 審査は平日の日中帯に実施。スムーズに進むと登録当日に掲載開始のケースもある(保証ではない)
サイトキャッチャー あり。会員登録の際に審査が入り、サイト登録の申請も審査して、必要に応じて内容のヒアリングを行う 公式ページに記載なし 審査に最大約1週間かかることがある
ラッコサーバー サイトマーケット なし。出品時の掲載審査を設けていない あり。掲載後の通報やパトロールで出品の取り下げ措置を行う 出品条件は販売価格1万円以上50万円以下
買取(SiteBuy・当サイト運営) 掲載審査の仕組みではない。買取の対象外基準で見られる 該当なし(掲載しない) 成約から買取完了まで最短7営業日(最短値であり保証ではない)

「審査」と一口にいっても、意味は3種類に分かれます。

  • 掲載前の審査(ラッコM&A):案件の登録内容を、取扱不可の基準に照らして見る
  • 登録時の審査とヒアリング(サイトキャッチャー):会員登録とサイト登録の申請を見て、必要に応じて聞き取る
  • 買取の対象外基準(SiteBuy):買主が自社であり、掲載の仕組みはない。査定の中で、買い取れないサイトの基準に当たるかを見る

サイトマーケットは掲載審査がないだけで、「何でも出せる」わけではありません(第5章)。審査が流れのどこに入るかを含めた売却の全体像はサイト 売却 手続きにまとめています。売却先そのものの比較はブログ 売却 おすすめで扱います。この記事は「何を見られ、見送りになったらどうするか」に絞ります。

ラッコM&Aで見送られるのは、権利関係・事業実態・情報の正確さ・希望価格に問題がある案件

ラッコM&Aは、取り扱えない案件を公式に挙げています。次の表は、その内容を軸ごとに整理したものです。公式は「内容は予告なく変更になる場合がある」としています。

軸 取り扱えない案件(公式の記載)
権利関係 譲渡の権限、意思決定または権利関係に問題があるもの
法的な支障 法的手続、係争その他の事情により、譲渡または事業継続に重大な支障があるもの
事業の実態 事業としての実態、継続性または資産性に乏しいもの。細目に「運営期間が著しく短いもの」、属人的要素への依存度が高く譲渡後の継続運営が困難なものを含む
内容の種類 情報商材、ノウハウ、攻略情報その他これらに類する情報の販売を主たる目的とするもの。アダルトコンテンツの提供を主体とするもの
情報の正確さ 案件情報に虚偽、重要な事実の欠落または明らかな誤りがあるもの。売上・利益・ユーザー数・アクセス数などの重要な事業情報について合理的な確認ができないもの
希望価格 事業実態または一般的な相場から著しく乖離し、その合理的な根拠が確認できないもの
取引内容 譲渡対象または取引内容を合理的に特定できないもの

「運営期間が著しく短い」「相場から著しく乖離」について、公式は月数や倍率を示していません。ネット上には「3か月未満は通らない」といった数字も出回っていますが、公式の記載ではないため、この記事では数値の基準を書きません。

審査では、必要に応じて登録内容のエビデンスの提供依頼・確認があります。そのため、売上やアクセスは「書いた数字を管理画面やデータで示せる状態」にしておくことが見送りを避ける近道です。公式は、ネガティブな情報やリスクも正直に開示するよう案内しています。

ラッコM&Aの審査結果は「掲載承認・修正あり・掲載見送り」の3つで、登録内容は審査中も直せる

ラッコM&Aの審査結果は3種類です。公式の記載をもとに、結果ごとの意味と次の行動を表にしました。次の行動の列は、公式の記載と編集部の整理を合わせたものです。

審査結果 意味 次の行動
掲載承認 掲載してよいと判断された 掲載が始まる。登録内容は掲載開始後も編集できる(公式)
修正あり 登録内容に直す点がある 指摘された点を直す。登録内容は審査中も編集できる(公式)
掲載見送り ラッコM&Aでは取り扱えない案件(公式) 第2章の取扱不可の軸のどれに当たるかを確認。当たる点を直せるかを考え、直せないなら別の売却先を検討する(編集部の整理)

審査は平日の日中帯に実施されます。スムーズに進むと登録当日に掲載が始まるケースもありますが、「必ず当日」ではありません。所要時間は案件の内容や混み具合で変わるため、急ぐ場合でも日程の約束には使わないでください。

ラッコM&Aで購入したサイトを再び売る場合は、購入から1か月以内の再登録なら、直近に購入したサイトであることの明記を依頼されます。再売却でも掲載の可否は総合的に判断され、公式は可否の保証はできないとしています。

売主の手数料や、成約後の手取りはサイトM&A 手数料で比べています。

サイトキャッチャーは登録時に審査とヒアリングがあり、審査には最大約1週間かかることがある

サイトキャッチャーは、会員登録の際に審査が入り、審査終了後にサービスを利用できる仕組みです。登録は販売希望・購入希望とも無料です。売却するサイトの登録申請も審査され、必要に応じて内容のヒアリングがあります。

  1. 会員登録をして、審査を受ける(審査終了後にサービスを利用できる)
  2. 売却するサイトの登録を申請する
  3. 運営側が申請を審査し、必要に応じて内容のヒアリングを受ける
  4. 審査が通ると掲載の段階へ進む。この段階でもサイトのURLは公開されない

ヒアリングの目的は、必須事項の確認、サイト運営者であることの確認、案件サイトの魅力を引き出すことの3つです。審査には最大約1週間ほどかかることがあります。URLを公開しないのは、売却が知られて悪影響が出るのを避けるためと説明されています。

サイトキャッチャーは独自の掲載基準を設けていますが、公式は「審査基準はあくまで目安」で、サイトの種類により若干異なるとしています。取得したページには個別の基準項目が載っていないため、この記事では書きません。ヒアリングで運営者であることを確認されるので、管理画面に入れる状態を用意しておくと進めやすくなります(編集部の整理)。

サイトマーケットは掲載審査を設けないが、出品条件と取扱不可があり、条件に合わなければ出せない

ラッコサーバーのサイトマーケット(小規模なWordPressサイト向け)は、出品時の掲載審査を設けていません。ラッコM&Aとは別のサービスで、混同しないでください。審査がない代わりに、出品の条件があります。

サイトマーケットの出品条件(公式・2026年10月時点)

  • 販売価格が1万円以上、50万円以下
  • WordPress構成のサイトであること
  • 独自ドメイン運営であること(サブドメイン、サブディレクトリ構成は出品できない)
  • 案件情報に収益情報は含めない(エビデンスの確認が必要になる収益情報は扱わない)
  • 海外在住の場合は出品できない(本人確認の対象外のため)
  • 他社管理のサイトは、売買成立後14日以内にドメインをラッコドメインへ移管し、サーバーをラッコサーバーへ移転して納品する

取り扱えない案件もあります。アダルトコンテンツ(猥褻な画像・動画)の公開・配信を目的とするもの、サイト以外の付加価値や資産を主とするもの、サイトとしての体裁をなしていないものです。

出品後は、通報やパトロールで問題が見つかると、出品の取り下げ措置が行われます。掲載審査がないことは、問題のあるサイトが残り続けることを意味しません。収益情報を載せられないので、売上を根拠に価格を説明したい人には向きません。書類や権限の準備はサイトM&A 必要書類を見てください。

出す前に自分のサイトを5項目で点検すれば、見送りになりやすい点を先に直せる

まず、確かめ方です。次の4つは、管理画面を開けばすぐ分かります。

  1. 運営開始日と、運営に関わっている人数(自分1人だけか)を確認する
  2. 売上・アクセスを、管理画面やGoogleアナリティクス・サーチコンソールで示せるか確認する
  3. WordPressの管理画面でサイトを運営しているか、独自ドメインか(サブドメイン・サブディレクトリではないか)を確認する
  4. 希望価格に、自分で説明できる根拠があるかを確認する

次の表は、5項目ごとに引っかかりやすいサービスと直し方をまとめたものです。直し方は公式の基準をもとにした編集部の整理で、通過を保証するものではありません。

確認項目 引っかかりやすいサービス(公式の基準) 直し方(編集部の整理)
種別 ラッコM&A:情報商材・ノウハウの販売が主目的は取扱不可。サイトマーケット:WordPressと独自ドメインが条件 収益源が情報販売中心なら、ラッコM&A以外の売却先を考える。サブドメインのサイトはサイトマーケットに出せない
運営実態 ラッコM&A:運営期間が著しく短い、属人性が高いものは取扱不可(月数の基準は公式に無い) 運営を引き継げる形にする。自分の経験や人脈に頼る運営なら、手順を文章にして渡せる形に整える
権利 ラッコM&A:権限・権利関係に問題があるもの、取引内容を特定できないものは取扱不可 画像・記事・ドメインの権利が自分にあるかを確認し、何を譲渡するのかを書き出す。AdSenseの扱いはGoogleアドセンス サイト 売却 相場、ASPの扱いはアフィリエイトサイト 売却 手続きで確認する
情報の揃い方 ラッコM&A:虚偽・欠落や、売上・アクセスの確認ができないものは取扱不可。サイトキャッチャー:運営者であることを確認 数字は管理画面の値をそのまま書く。不都合な点も隠さず書く
希望価格 ラッコM&A:根拠なく相場から著しく乖離は取扱不可。サイトマーケット:1万円以上50万円以下 価格の根拠を説明できる形で書く。サイトマーケットに出すなら範囲に収める

避けたい申請と、通りやすい出し方の違いを対比にします。

避けたい申請 こうすればOK
売上を実際より大きく見せ、アクセスの根拠を出せない 管理画面の数字をそのまま書き、求められたら示せるようにしておく
不調だった時期やリスクを書かずに出す アクセス減少などのマイナス点も正直に開示する(アクセスが下がったサイトでも売買が成立する場合があるとラッコM&Aは案内している)
根拠のない高い希望価格を付ける 価格の根拠を示す。相場の見方は別の記事で確認してから決める
何を譲るのかが曖昧なまま登録する ドメイン・サイト・付随する権利のうち何を譲るかを書き出す

買取は掲載審査ではなく買取の対象外基準で見られ、SiteBuy が買主になる仕組みで、買主探しや交渉は行わない

SiteBuy(当サイト運営)の買取サービスは、SiteBuy自身が買主になるサービスです。買主を見つけて交渉し、売買を成立させる仲介ではありません。そのため掲載審査の仕組みはありませんが、「審査がない」わけではなく、査定の中で買取の対象外基準に当たるかを見ます。

比べる点 プラットフォーム(ラッコM&Aの場合) 買取(SiteBuy)
買主 案件を掲載し、審査を経て売買につなげる SiteBuyが買主になる。仲介ではなく、買主探しや交渉はしない
買主の数 案件を掲載して買主を探す仲介型 買主はSiteBuyの1社(買取専門サービスで、仲介ではない)。複数の買い手に価格を競わせる形ではない
見られるもの 掲載前の審査(取扱不可の基準) 買取の対象外基準
手数料 売主は無料。公開範囲限定オプションは成約金額の2%(ラッコM&A公式) 手数料の有無・額はサービスとプランで違う。比較はサイトM&A 手数料

SiteBuyが公表している買取対象外のサイトは次のとおりです。

これ以外にも、当社が不適切と判断するサイトは買い取りができない場合があります。一方で、数ヶ月更新していないサイトや現在収益が出ていないサイトでも買取可能な場合があります。ただし、自社基準で買取できないサイトもあり、「どんなサイトでも」買い取れるわけではありません。PVの基準は「月平均1,000未満」かつ「低品質」の組み合わせで書かれたSiteBuy独自の基準で、他のサービスには当てはまりません。

向く人・向かない人の目安(編集部の整理)

  • 向く人:買主探しや交渉の手間を減らしたい。更新が止まっている、収益が出ていないなど、プラットフォームの基準に自信がない
  • 向かない人:買主探しや買主との交渉を自分で進めたい。掲載して売買につなげる仲介型を使いたい。複数の買い手に価格を競わせたい

手間を減らしたい場合、成約から買取完了までは最短7営業日です(最短値であり、期間を保証するものではありません)。手続きの全体はサイト 売却 手続きを見てください。SiteBuyの対象外基準に当たるかを確かめたい場合は、無料査定フォームから相談できます。

よくある質問

Q1. サイト売却の審査にはどれくらい時間がかかりますか?

公式に書かれている範囲では、ラッコM&Aの審査は平日の日中帯に実施され、スムーズに進むと登録当日に掲載が始まるケースもあります。サイトキャッチャーは審査に最大約1週間ほどかかることがあります。いずれも目安で、期間の保証ではありません。サイトマーケットは出品時の掲載審査を設けていません。

Q2. ラッコM&Aで「修正あり」「掲載見送り」になったらどうすればいいですか?

「修正あり」は、登録内容は審査中も編集できるので、指摘された点を直して進めます。「掲載見送り」はラッコM&Aでは取り扱えない案件という意味なので、第2章の取扱不可の軸に当たる点を確認し、直せなければ別の売却先を検討します。

Q3. 運営期間が短いサイトや収益ゼロのサイトは審査に通りませんか?

ラッコM&Aは運営期間が著しく短いものを取扱不可としていますが、月数の基準は公式にありません。収益がないこと自体を理由にするとは書かれていませんが、事業の実態や継続性に乏しいと判断されれば見送りになりえます。SiteBuyは、数ヶ月更新していないサイトや収益が出ていないサイトでも買取可能な場合がありますが、基準に当たれば買い取れません。

Q4. 希望価格が高すぎると審査で見送りになりますか?

ラッコM&Aは、事業実態または一般的な相場から著しく乖離し、その合理的な根拠が確認できない案件を取扱不可としています。「高いか」ではなく、根拠を確認できるかが分かれ目です。どこから乖離とみなすかの倍率は公式にありません。

Q5. 掲載審査のないサービスなら誰でも出品できますか?

できません。サイトマーケットは掲載審査を設けていませんが、価格1万円以上50万円以下、WordPress、独自ドメインなどの出品条件があり、取扱不可の案件もあります。掲載後に通報やパトロールで問題が見つかれば、取り下げ措置も行われます。

Q6. 買取に出す場合は何を見られますか?

SiteBuyが公表している買取対象外の基準に当たるかを、査定で見られます。たとえば法令を遵守していない、日本語以外で書かれている、査定に必要な資料の提出内容に虚偽があるといった場合は対象外です。SiteBuyは買主として買い取るサービスで、買主探しは行いません。